初心者も楽しめるタナゴ釣り!仕掛けや釣り方を紹介!
釣りの対象魚として、もっとも小さい魚種の一つとされるタナゴですが、見た目が美しいことはもちろん、繊細な釣りは多くの方が魅了されます。
今回はそんな魅力的なタナゴ釣りを、初心者の方でも楽しめる観点に立ち、仕掛けや釣り方などを紹介させていただきます。
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タナゴの魅力
タナゴはコイ科コイ目タナゴ亜科に分類される淡水魚ですが、繁殖期になるとオスは婚姻色を出しますが、このタナゴの婚姻色が見事に美しいものです。
また用水路や小さな池から山間部の渓流に至るまで、多くの場所に生息されており環境適応性の高い魚類と言えます。
また観賞魚としての人気も高く、ペットショップでも販売されている様子をよく見受けられます。
タナゴの繁殖を楽しむ方も多く釣って良し、飼育して鑑賞するのも良しの魚種です。
タナゴ釣りに適した時期
タナゴ釣りに限ったことではありませんが、水温が高い時期は魚の活性は高くなり、逆に水温が低い時期は魚の活性は低くなります。
そのためタナゴが釣れやすい時期は、地域にもよりますが大体4 月から10月までがおすすめ時期です。
冬場ではタナゴは釣れないわけではありませんが、低水温による活性低下と深場への移動により、釣果は期待しずらくなります。
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様々なタナゴの種類
日本国内に生息するタナゴは約18種類程確認されていますが、その中でも代表的なタナゴを紹介します。
ヤリタナゴ
日本各地に生息し、矢尻のような体形を持ち、口ひげがある点が特徴的です。
婚姻色は朱色になり、約10cm~13cm程度に成長します。
マタナゴ
タナゴの種類ではもっとも大高が低く、青色や紫色に発色する美しい魚種ですが、東北地方や北関東地方の一部でしか生息が確認されていません。
カネヒラ
大型に分類されるタナゴで遊泳力が高く、婚姻色は緑色や紫色がかっていて、背ビレや尻ビレがピンク色の特徴を持ちます。
西日本を中心に多く確認されています。
シロヒレタビラ
滋賀県の琵琶湖や関西圏の淀川でよく見かけるタナゴで、青色や紫色に発色し、腹や尻ビレや背ビレが黒く、縁が白いという特徴があります。
アブラボテ
西日本で多く確認され、口ひげを持ち体色は黒みがかっていますが、婚姻色はヒレがオレンジ色になるという特徴を持っています。
タイリクバラタナゴ
日本の各地でみられる一般的なタナゴで、体高が高い扁平な形をした魚種になります。
婚姻色はヒレがバラ色のようになり、体が虹色となる美しいタナゴです。
その他のタナゴ
これらのタナゴの他にも、カゼトゲタナゴ、イチモンジタナゴ、アカヒレタビラなど多くのタナゴが日本各地に生息しています。
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タナゴの釣り仕掛け
タナゴ釣りは繊細な仕掛けを必要としますが、便利な市販品もあります。
竿
約1m程度の長さの延べ竿が適していますが、場所によっては2m~3mの竿を必要とする場合もあります。
道糸
ナイロン糸の0.4号~0.8号で十分ですが、色付きの糸のほうが見やすいでしょう。
ウキ
アタリをとらえやすい、タナゴ用のウキをおすすめします。
オモリ
ガン玉や板オモリが便利ですが、板オモリは調整しやすいので私は板オモリをよく使用します。
釣り針
タナゴの口は大変小さく、釣り針も当然小さいものが必要でとなります。
ハリス止め
ハリスの長さを調整するためのもので、釣り糸に取り付けます。
市販品の仕掛け
ウキなどが付いたタナゴ釣り用の仕掛けが市販されていますので、これを使用することもおすすめします。
タナゴ釣りのエサ
グルテンエサ
小麦粉に含まれるグルテンを使用したもので、手軽に使用できタナゴの喰いも良いとされています。
黄身練りエサ
小麦粉と卵黄を混ぜたエサで、注射器のような道具をしようして、釣り針に刺します。
一般的にエサ持ちが良いとされています。
玉虫
イラガのサナギで、非常にエサ持ちが良いものです。
ミミズ
大型のタナゴを狙う場合は、ミミズを小さく切って、針先に刺すと釣果が期待できます。
その他のエサ
これらの他に赤虫やサシ虫なども有効な場合があります。
どれがアタリエサかいくつか試してみるのも良いと思います。
タナゴの釣り方
ポイント選び
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タナゴの生息域は流れが穏やかな河川や池にいます。
そのような場所で、水草の生えている所や岩陰、橋げたのあたりなどタナゴが隠れやすいと思うポイントを狙います。
エサの付け方
タナゴは口がとても小さい魚ですから、エサは小さめにします。
ただし釣り針には、しっかりと付けましょう。
ウキとオモリの調整
ウキは水面から、少しだけ出る程度になるようオモリを調整します。
ウキがあまり水面から出ると、タナゴがエサを口にした時、ウキの浮力が強すぎて抵抗を感じ、エサを離す傾向があります。
誘い
アタリが無い場合は、竿先を上下に動かしたりして、タナゴを誘います。
アタリと合わせ
タナゴのアタリはとても微妙で繊細なもののため、ウキの動きを注視します。
小さいながらもウキに変化があれば、素早く合わせましょう。
タナゴ釣りの注意点
現在タナゴの生息数は減少傾向にあり、タナゴの保護という観点からすれば、釣ったタナゴを持ち帰るなら、できるだけ少なくしましょう。
また持ち帰ったタナゴを、別の場所に放すことは、本来の生態系を乱すこのになるため、気を付けなくてはなりません。
また釣り全般に言えるのですが、出したゴミは全て持ち帰るようお願いいたします。
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まとめ
タナゴ釣りはヘラブナ釣りと並び、繊細なアタリと絶妙な合わせを楽しめる釣りだと言えます。
しかも釣りの対象となる場所が、ことの他多い点で気軽に釣行できるのも嬉しいものです。
見た目も美しいタナゴの釣りを、どうぞお楽しみ下さい。
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