安心して刺身が食べたい!アニサキス発見 おすすめブラックライト(UV紫外線ライト)7選!

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田辺 渡

大阪府堺市在住
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安心して刺身が食べたい!アニサキス発見 おすすめブラックライト(UV紫外線ライト)7選!

ここ近年アニサキスと呼ばれる寄生虫が原因の食中毒のニュースを耳にするようになりました。

気候変化などさまざまな原因が考えられますが、少なくとも以前に比べ食用の魚にアニサキスが寄生している事例が増加していると言えるでしょう。

生の魚を刺身として食べる文化のある日本人にとっては切実な事態ですし、海外の方にも寿司などが人気の昨今では頭の痛い問題です。

そこで今回はアニサキス発見に有効な、紫外線を利用するブラックライトの選び方などを紹介したいと思います。

適切なブラックライトの使用で、もし生魚にアニサキスが寄生していても、アニサキスを取り除き安心して刺身を楽しむことが可能になります。

生魚に潜む危険なアニサキスとは

アニサキスとは線虫と言われる寄生虫の仲間で、魚介類やクジラなどの海に住む哺乳類の体の中に寄生しています。

このアニサキスが人間の体の中に入ってしまうと、食中毒(アニサキス症)が発症し、様々な症状に苦しめられることがあります。

アニサキスによる症状

①みぞおちや下腹部に起こる急激な腹痛

 

②激しい吐き気や嘔吐

 

③じんましん等のアレルギー反応

 

④腸閉塞などの重大な症状

 

痛みは強くなったり弱くなったりを繰り返すこともありますし、アニサキスが体の中に入ってもほとんど症状が出ない場合も報告されています。

ただし重大な症状に変化する可能性があるため、アニサキスによる症状が疑われる場合は早めの医療機関受診が重要です。

アニサキスがよく発見される魚

*サバ

*アジ

*サンマ

*カツオ

*イワシ

*サケ

*イカ

どの魚も生の状態である刺身で食べたい美味しい魚ですね。

ところでサバやサンマなど酢で締めて食べることも多いですが、酢ではアニサキスを殺すことができないため注意が必要です。

アニサキスを殺す調理法

冷凍

魚介類をマイナス20℃で24時間24時間以上冷凍すると、アニサキスは死滅します。

加熱

加熱によりアニサキスを死滅させることができますが、刺身で食べることはできません。

早めに内蔵を除去する

アニサキスはまず内蔵に寄生し、その後筋肉部分に移動していくため、筋肉部分に移動する前ならば内蔵除去は有効です。

目で確認する

魚を調理する際アニサキスがいないかを確認する方法ですが、筋肉部分にアニサキスが潜り込み見落とす可能性があります。

ただしブラックライトの紫外線で照らすことで、アニサキスを発見することができます。

アニサキスを発見できるブラックライトとは

市販されているブラックライトはさまざまなものがありますが、全てのブラックライトがアニサキス発見に役立つわけではありません。

ブラックライトを選ぶ際には、アニサキスを発見できるクオリティのものを選ぶ必要があります。

ブラックライトの選び方のところで、この条件を紹介したいと思います。

ブラックライトでアニサキスを発見するメリット

安心して生の魚を楽しめる

ブラックライトはアニサキスを照らして、効率良く発見できるため、安心してアニサキスがいない状態の生の魚を楽しんで食べることができます。

すぐに生の状態で生の魚を楽しめる

冷凍することでアニサキスを死滅させる場合は、最低24時間以上の時間を要しますが、ブラックライトでアニサキスを発見して除去すれば即食べることができます。

自分で釣った魚を帰ってたその日に安心して刺身で食べることができれば、とても嬉しい気分になりますね。

魚を薄く切る必要がない

ブラックライトを使用せず、目視だけでアニサキスを発見しようとすれば、可能な限り魚の身を薄く切る必要がありますが、ブラックライトを使用するなら必要以上に薄く切らずにすみます。

アニサキスを発見するブラックライトの選び方

波長

市販されているブラックライトの波長はさまざまありますが、アニサキスを発見するためには365nmから370nmの紫外線(UV線)が照射されるものを選びます。

アニサキスの体はこの波長に反応し青白く発光し、存在を発見することができます。

防水性

アニサキスを発見するべくブラックライトを使用する場合とは、魚を調理する時ですから、どのようにしても水に濡れたりすることがあるため、防水加工が施されているブラックライトを選ぶことをおすすめします。

コンパクト性 軽量性

魚を調理しながらブラックライトを使用するため、片手で持ちながら使用することが多くなるので、コンパクトな作りで軽量なタイプのブラックライトの方が断然使いやすいです。

値段

市販されているブラックライトの価格帯は1000円を切るものから3000円を超えるものまで様々です。

しかし高額になればなるほどアニサキスをより発見できるわけではなく、最低照射される波長が365nmから370nmであれば一先ず条件はクリアーしています。

あとメーカーはどこかや充電式か乾電池式かで値段が変化してきますので、自分に適した商品を選べば良いでしょう。

アニサキス発見におすすめブラックライト7選!

KOOLBEAM アニサキスライト

数あるアニサキス発見用のブラックライトの中でも、寿司店など鮮魚を扱うプロの方も多く使用している商品です。

値段はブラックライトの中でも高めですが、信頼性が高い点がおすすめする理由の一つです。

 

AloneFire SV83 20W ブラックライト

先ほどのブラックライトよりも高額になりますが、紫外線の量が強力な点が特徴的で玄人向きです。                             できるだけ強力なブラックライトを選びたいとお考えの方にはおすすめしたい商品と言えます。

KOOLBEAM ミニブラックライト

コンパクト性を重視する方には適したブラックライトで、調理をしながらでも使用しやすくおすすめします。

電池のタイプは乾電池式のため、早めの電池交換に気を付けて下さい。

Seathestars ブラックライト スタンドタイプ

コンパクト性からすると相反するタイプのブラックライトですが、数多くの処理を必要とする方には打ってつけのスタンドタイプです。

こちらは飲食関係のお店などでの使用を推奨します。

Orader Ledブラックライト

低価格帯のアニサキス発見用ブラックライトをご希望の方におすすめの商品です。

ただし低価格とは言っても波長は365nmで十分なクオリティを持っており、実際使用しても十分アニサキスは発見できました。

Bizzico ブラックライト

手のひらに収まるほどコンパクトな作りと軽量性は、調理しながらでも使いやすくおすすめします。

充電式でUSB式の商品をお探しの方には、打ってつけのブラックライトです。

AloneFire SV16 小型ブラックライト

こちらもUSB式充電タイプで、比較的平均的な価格帯のブラックライトです。

波長は365nmでもちろんアニサキス発見に十分対応できています。

コンパクトかつUSB式充電タイプのブラックライトをお探しの方におすすめです。

まとめ

自分で釣った魚を刺身でその日に食べたいものの、最近のアニサキスの食中毒を目の当たりにするとひるんでしまいます。

しかし冷凍処理をすることなく、安心して生の状態で魚を食べることが可能になるブラックライトは、とても心強いアイテムと言えます。

仮にアニサキスが寄生していても、取り除くことさえすれば新鮮な魚介類を生で楽しむことが可能です。

是非ブラックライトを活用して刺身をお楽しみ下さい。

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