春のシーバス攻略法|春に強いルアーとポイント選びのコツ

釣り
大物が狙えるシーバス釣り
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田辺 渡

大阪府堺市在住
主に磯釣りをすることが多く、和歌山県田辺市、三重県尾鷲市、熊野市をメインフィールドにしています
堺市在住のため、近場の大阪湾でも釣りを行い様々な釣法を試行錯誤中です
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春のシーバス攻略法|春に強いルアーとポイント選びのコツ

プロローグ

春が訪れると、シーバス釣りに最適なシーズンがやってきます。寒い冬を乗り越え、活性が上がり始めるシーバスは、適切なルアーやポイントを選ぶことで大物を狙う絶好のチャンスになります。しかし、春のシーバスはまだ警戒心が強く、冬のように簡単には釣れないこともあります。この記事では、春のシーバス釣りに適したルアーの選び方や、効果的なポイントの見極め方を詳しく解説します。初心者から上級者まで、シーバス釣りの成功率を高めるための情報をお届けします。

1. 春のシーバス釣りの特徴

春はシーバス釣りにおいて重要なシーズンの一つです。冬の低水温から徐々に水温が上昇し、シーバスの活性が上がり始めるため、釣果を狙いやすくなります。しかし、春のシーバスはまだ警戒心が強く、ルアーやポイント選びに工夫が必要です。

2. 春のシーバスが釣れやすいタイミング

春は水温が15度前後に上がるとシーバスの活性が高まります。このため、3月後半から5月にかけてが狙い目になります。特に以下の条件が揃うと、釣果が期待できます。

  • 気温と水温が安定して上昇する日
  • 潮の動きが活発な大潮・中潮のタイミング
  • 夕マヅメ・朝マヅメの時間帯
  • 産卵明けの個体が回復し始める4月以降

3. 春のシーバスに最適なポイント選び

春のシーバスは、ベイトフィッシュの動きと密接に関係しています。そのため、以下のようなポイントを狙うと釣果が期待できます。

① 河口周辺

冬から春にかけて、シーバスは河川の汽水域に集まりやすくなります。特に、雨の影響でプランクトンが増えることで、ベイトフィッシュ(コノシロ、ボラ、イワシなど)が集まり、それを追ってシーバスも活発に捕食します。

② 湾奥のシャローエリア

水温が上がる春は、浅場のシャローエリアにシーバスが回遊してきます。特に、潮が満ちてくる時間帯には、ベイトフィッシュが入り込みやすくなるため、狙い目になります。

シャローエリアとは?

シャローエリアとは、水深が比較的浅い場所(1m~3m程度)を指します。春になると日中の気温上昇により水温が上がりやすく、ベイトフィッシュが集まりやすくなります。これに伴いシーバスも活動的になり、エサを求めてシャローエリアを回遊する傾向があります。

シャローエリアでの釣りのポイント

  • 水温が上がる時間帯を狙う:日中の日差しが強くなると、水温が上がりやすいため、午前10時以降から午後の時間帯が狙い目です。
  • 波や風の影響を考慮する:波が穏やかで風が弱い日には、シーバスの警戒心が薄れるため、ヒット率が上がります。
  • シャローエリア専用ルアーを活用する:フローティングミノーやシャローランナーなど、浅場を攻略できるルアーを使用すると効果的です。
  • 潮の満ち引きをチェックする:干潮時には魚が深場に移動しやすいため、満潮前後のタイミングが特におすすめです。

③ 常夜灯周辺のストラクチャー

夜釣りでは、常夜灯周辺の光に集まる小魚を狙ってシーバスが捕食行動をとるため、ルアーで誘いやすいポイントになります。

ストラクチャーとは?

ストラクチャーとは、釣りにおいて特定の地形や障害物を指す用語で、魚が身を隠したり、集まったりする場所を意味します。具体的には、以下のような要素が含まれます。

ストラクチャーの種類

  • 自然のストラクチャー: 岩、倒木、水生植物など、自然に存在する障害物です。これらは魚の隠れ家となり、釣りの好ポイントになります。

  • 人工のストラクチャー: テトラポッドや護岸、取水塔など、人為的に作られた障害物です。これらも魚が集まりやすい場所となります。

ストラクチャーの重要性

ストラクチャーは、魚が好む環境を提供するため、釣りの成功に大きく影響します。魚はこれらの障害物の周りに集まることが多く、アングラーはストラクチャーを狙うことで、より多くの魚を釣ることができる可能性が高まります。

ストラクチャーとカバーの違い

ストラクチャーは地形の変化を指し、カバーは魚が隠れるための物理的な障害物を指します。例えば、ストラクチャーは湖底の起伏やブレイクを示し、カバーはその上に生えている水草や倒木などを指します。

このように、ストラクチャーは釣りにおいて非常に重要な概念であり、アングラーはこれを理解することで、より効果的な釣りを行うことができます。

④ 流れのある橋脚周り

橋脚周辺は潮の流れが発生しやすく、ベイトが溜まりやすいポイントです。ルアーを流れに乗せることで、ナチュラルにアプローチできます。

4. 春のシーバスに強いルアー選び

春はベイトフィッシュのサイズや種類が変化するため、それに合わせたルアーを選ぶことが重要です。

① ミノー(フローティング・シンキング)

  • 代表的なルアー:
    • ダイワ「ショアラインシャイナー」

    • シマノ「サイレントアサシン」

  • 使い方のコツ
    • 春のシーバスは低活性なことが多いため、スローリトリーブでナチュラルに泳がせるのが効果的。
    • シャローエリアではフローティングミノーを使用し、より深場ではシンキングミノーを活用。

② バイブレーションプラグ

  • 代表的なルアー:
    • ジャクソン「鉄板バイブ」

    • コアマン「IP-26」

  • 使い方のコツ
    • 広範囲を手早く探る際に有効。
    • 河口や深場を狙う場合に効果的。

5. まとめ

春のシーバス釣りは、水温やベイトの動きを意識しながら、適切なポイントとルアーを選ぶことで、良い釣果が期待できます。特に、スローなリトリーブや夜の常夜灯周りでの釣りが効果的です。

リトリーブとは?

リトリーブとは、主に釣りの用語で、キャストしたルアーをリールで巻き取る技法を指します。この技術は、魚を誘うために非常に重要であり、様々な巻きスピードや動作を駆使して行われます。

リトリーブの基本技術

  • 一定速度での巻き取り: リトリーブの基本は、ルアーを一定の速度で巻く「ただ巻き」です。この方法では、ルアーに不自然な動きが生じず、魚が違和感を感じにくくなります。

  • ストップ&ゴー: ただ巻きの途中でリールを止めることで、ルアーの動きを一時的に止めるテクニックです。これにより、魚にバイトのタイミングを与えることができます。

  • テクトロ: リトリーブをせずにルアーを動かす技術で、岸壁際を歩きながらラインを引っ張ることでルアーを泳がせる方法です。これにより、特定の場所にルアーを通すことが可能になります。

リトリーブは、釣りの成功に大きく影響する技術であり、アングラーはこの技術を磨くことで、より多くの魚を釣ることができるようになります。

この春はぜひ、今回紹介したポイントやテクニックを試して、シーバスゲームを楽しんでください!

 

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