穴釣りに最適なベイトリール7選|初心者でも扱いやすい両軸モデルを厳選!【2025年最新】
「根掛かりが多い」「巻き上げが重い」「手返しが遅い」──そんな悩みを持つ穴釣りファンに今注目されているのが、ベイトリール(両軸リール)を使った穴釣りスタイルです。
一般的にはスピニングリールが主流と思われがちな穴釣りですが、実はベイトリールこそがパワフルで効率的な“根魚攻略アイテム”。堤防やテトラの隙間をテンポよく攻め、ガシラ(カサゴ)やソイ、ハタ系の強烈な引きを確実に受け止めてくれます。
本記事では、そんなベイトリールの穴釣りにおけるメリットを解説するとともに、初心者にもおすすめのモデルを厳選紹介。選び方のポイントも丁寧に解説するので、「これからベイトリールを使ってみたい!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

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1. 穴釣りにベイトリールを使うメリットとは?
スピニングリールとの違いと優位性
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巻き上げ力が強い
→ ギアの構造上、ベイトリールは巻き上げパワーに優れています。 -
ラインの落下速度を調整できる
→ サミングにより、落とし込みの微調整が可能。 -
テンポの良い穴撃ちが可能
→ 上部ライン出口により、ピッチング操作がスムーズ。
向いている釣り場・状況
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テトラ・岩礁帯など根が複雑なポイント
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水深が浅くアタリが瞬間的なエリア
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重めのシンカーを使う穴撃ち
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足場が不安定な堤防など

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2. 初心者でも失敗しない!穴釣り用ベイトリールの選び方
チェックポイント
① 耐久性と防錆性能
→ ソルト対応&衝撃に強い設計を選ぶ
② 巻き上げ力とギア比
→ ギア比6.5〜7.2のハイギア推奨
③ ブレーキ性能の扱いやすさ
→ マグネット式が初心者向き、遠心は中〜上級者向け
穴釣り向け基本スペック表
項目 | 推奨スペック |
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ギア比 | 6.5~7.2 |
自重 | ~220g |
糸巻き量 | PE1.0号 100m前後 |
ブレーキ | マグネット式 |
ドラグ性能 | 4~6kg以上 |
ソルト対応 | 必須 |

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3. 【2025年版】穴釣りに最適なベイトリールおすすめ7選
① ダイワ「バスX ベイト 100H」
初心者でも扱いやすく、堅牢でコスパ抜群の入門用ベイトリール。マグフォースブレーキ搭載でバックラッシュを最小限に抑えつつ、力強い巻き取りで根魚とのファイトにも余裕があります。1万円以下でこの性能は驚異的。
アルミ製のハウジングは耐久性に優れており、リール全体の剛性が高いため、テトラ帯などハードな釣り場でも安心。自重はわずか195gと軽量で、長時間の釣行でも疲れにくい点も魅力です。
こんな人におすすめ:「はじめての穴釣り×両軸リール」に挑戦したい方
② シマノ「バスライズ(ベイト)」
シマノの人気エントリーモデル。滑らかな巻き心地と軽量ボディが特長で、女性やお子さまでも使いやすい1台です。遠心ブレーキながらトラブルが少なく、耐久性も上々。短時間釣行やファミリーフィッシングにもぴったり。
ハンドルノブも握りやすく、リール操作に不慣れな初心者にも安心設計。コスパ重視ながら、シマノらしい品質の高さがしっかり詰まっています。
こんな人におすすめ: 軽量&やさしい操作性を求めるビギナー
③ アブガルシア「ブラックマックス」
世界中でロングセラーの定番モデル。パワフルな巻き心地と高い耐久性が魅力で、ガシラ・ソイなどの穴釣りターゲットに最適。マグトラックスブレーキで調整も簡単、ステップアップを狙う方にも◎。
コンパクトなボディに収まった機能性と、軽量230gの扱いやすさは特筆もの。ハードロックフィッシュゲームだけでなく、ルアーゲーム全般にも使える汎用性の高さも人気の理由です。
こんな人におすすめ: コスパを重視しつつ長く使えるモデルが欲しい人
④ ダイワ「タトゥーラ TW 100XH」
軽さと強さを兼ね備えた中級者向けベイトリール。TWS(T-Wing System)搭載でライン放出がスムーズになり、ピッチング精度も向上。ギア比8.1の超ハイギアで、根に潜る前に一気に引き上げ可能です。
90mmのロングハンドルでトルクがしっかり伝わり、大型根魚とのファイトも余裕。高い巻き取りスピードと正確なキャスト性能で、テンポ良く探っていく釣りに最適。
こんな人におすすめ: 穴釣りでもスピード&手返しを重視したい方
⑤ シマノ「SLX DC 70HG」
DC(デジタルコントロール)ブレーキ搭載の先進モデル。自動でブレーキ調整されるため、初心者でも安心してキャスト可能。PEラインとの相性も良く、風がある状況やライトライン使用時にも活躍。見た目の高級感も所有欲を満たします。
特に、バックラッシュに悩むベイト初心者にとって“失敗しないキャスト体験”を提供してくれる点は大きな強み。シマノのテクノロジーが詰まった高性能機種。
こんな人におすすめ: 最新技術でストレスフリーな穴釣りをしたい方
⑥ アブガルシア「REVO5 SX」
タフなフィールドにも対応する上級者向けの本格派モデル。高強度ブラスギア、カーボンマトリックスドラグで、大型根魚も安心。エルゴノミックデザインで疲れにくく、長時間の釣行にも対応。
ベイトフィネスからヘビーカバー攻略まで幅広く対応できるスペックで、巻き感・剛性・ドラグ性能いずれもハイレベル。実釣性能を重視したいアングラーに支持されています。
こんな人におすすめ: 重量級タックルや大型魚にも挑戦したいアングラー
⑦ テイルウォーク「ELAN SW SUPERWIDE POWER」
ソルト対応で、根掛かりが多いタフなエリアでも活躍。大径ダブルハンドルで巻き上げパワー抜群、しかもコスパも優秀。岩礁帯や大型ハタ類を本気で狙う方にうってつけの1台。
最大ドラグ力14kgと、ベイトリールとしてはトップクラスのパワーを誇り、ライトジギングや大型キジハタ狙いにも対応。ガチ仕様ながら2万円台で手に入る圧倒的コストパフォーマンスも魅力です。
こんな人におすすめ: ソルト&パワーゲームを両立したいベテラン
4. ベイトリールで穴釣りを楽しむためのワンポイントアドバイス
根掛かりを防ぐテクニック
ベイトリールの特性を活かし、落とし込みのスピードをコントロールすることで根掛かりを大幅に減らすことが可能です。仕掛けが底に着く直前でサミングし、スローに着底させることで、石や岩の隙間に刺さるリスクを減らせます。
また、仕掛けが根にかかったときは、慌てずに**ラインを緩めて角度を変えて引く「根掛かり回避アクション」**も有効です。強引に引くのは逆効果なので注意しましょう。

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ベイトリールのメンテナンスで寿命を延ばす
海での使用が多い穴釣りでは、釣行後の塩抜きメンテナンスが欠かせません。
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使用後は真水で軽く洗い流す(水圧をかけすぎない)
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スプールやハンドル周りは綿棒やクロスで拭き取る
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月に一度はグリス・オイルの注油メンテナンスを行う
これを習慣にすることで、リールの動作がなめらかになり、長く快適に使い続けることができます。

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初心者は“ピッチング”の練習から
ベイトリールのキャストの基本である“ピッチング”は、穴釣りにおけるアプローチの基本動作です。長距離の遠投は必要なく、1〜3メートル先のポイントに正確に仕掛けを入れる精度が求められます。
自宅の庭や駐車場などで、オモリやキャップ付きペットボトルを目印に練習しておけば、現場でもスムーズにピンポイント攻撃が可能になります。

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5. まとめ|自分に合ったリールで穴釣りを快適に!
穴釣りは、コンパクトなスペースで手軽に楽しめる反面、仕掛けやタックル選びが釣果に直結する奥深い釣りでもあります。その中で、ベイトリール(両軸リール)を活用することで、パワー・操作性・テンポの良さという武器を手にすることができます。
今回ご紹介した選び方のポイントやおすすめモデルは、初心者〜中級者が「失敗しないリール選び」をするためのヒントを詰め込んでいます。
特に、
- 根魚の強烈な引きに負けない巻き上げ力
- 根掛かりを防ぎやすい落とし込みのコントロール
- テトラや岩場を攻略するための耐久性
といったポイントを重視して選べば、現場でのストレスも激減します。
「初めてベイトリールを使ってみたい」「スピニングからステップアップしたい」という方は、ぜひ本記事のリールの中から自分に合った1台を選び、パワフルで快適な穴釣りライフを楽しんでください。
釣果も満足感もワンランク上の穴釣りを、ぜひ体感してみてください!

こんな大物のソイも狙える! 画像:ACphoto
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