サビキ釣りおすすめの仕掛けとコツ!

釣り
楽しいサビキ釣り

波止や釣り公園などで主にアジやイワシなどを狙い、初心者もベテランも気軽に楽しめる釣りの代表格であるのがサビキ釣りです。

もちろんアジやイワシ以外にもサンバソウ(イシダイの幼魚)やスズメダイなど、さまざまな魚種が狙える楽しい釣りといえます。

そこで今回はこのサビキ釣りの、おすすめする仕掛けやコツなどを紹介し、サビキ釣りの釣果を上げる内容です。

サビキ釣りの概要

エサを使用する海釣りを初めてする場合、初心者が大抵おすすめされる釣りがサビキ釣りです。

簡単にいえばアミエビや集魚剤を混ぜたアミエビを、マキ餌として使用し、そのマキ餌に寄ってきた魚を釣るスタイルといえます。

波止でよく見かけることがある小アジやイワシ、場合によってはサバなどが釣れるため小さなお子様連れでも楽しめるのがサビキ釣りです。

ところでこのサビキ釣りは簡単な釣りのイメージが先行していますが、実は奥の深い釣りともいえます。

 

 

サビキ釣りで狙える魚種

一般的にサビキ釣りではアジやイワシ、そしてサバを狙うことが多いと思いますが、その他の魚種も釣れるものです。

波止や釣り公園などにはアジやイワシ、サバなど以外にも、さまざまな魚が生息しており、サビキ釣りの仕掛けに掛かるものです。

サンバソウ(イシダイの幼魚)、スズメダイ(オセン)、コノシロ、カサゴ(ガシラ)など考えるだけでも楽しくなります。

また太めのハリスを使用したサビキ仕掛けなら、イナダやハマチが釣れることもあり、まさに何が釣れるか分からないのがサビキ釣りです。

 

サビキ釣りのメリット

ボウズが少ない

釣りに出掛けたものの一匹も釣れなかった時、用意してきたクーラーボックス内の氷を処分するのは寂しいものです。

その点サビキ釣りの場合は、他の釣りと比較するとボウズになることが少ない釣法といえます。

特にアジやイワシ、サバが波止や釣り公園に寄っている時期を狙えば、ボウズになる確率はかなり低くなります。

大漁を期待できる

サビキ釣りの仕掛けは、5 から6 本の疑似餌バリが付いており、アジやイワシ、サバの群れが接岸していれば大漁もありえます。

地域にもよりますが、4 から5 月の豆アジのシーズンであれば3 桁の釣果も珍しいものではなく、お子様も大喜びです。

魚が活性していれば、誘いのテクニック云々など必要もなく、勝手にアジやイワシ、サバは疑似餌バリに掛かってくれます。

ポイントを作れる

サビキ釣りを行う場合、波止や釣り公園にも、それなりのポイントはあるといえます。

しかしアミエビや集魚剤を混ぜたマキ餌を撒くことになるため、仮にいいポイントに入れなかったとしても、魚を寄せることが可能です。

サビキ釣りはポイントを作る釣りと言い換えることができるでしょう。

大物も狙える

波止や釣り公園などにアジやイワシが接岸している場合、それらの小魚を狙い大きな魚が側に、寄ってきていることがよくあります。

よく見かける大物はハネ(スズキの幼魚)、ハマチ、シオ(カンパチの幼魚)などが代表的です。

ハリスが2 から3 号の市販のサビキ仕掛けを使用し、釣れたアジやイワシなどをハリに付けたままにしたままで、これらの大物を狙います。

 

 

 

 

サビキ釣りのコツ

まずマキ餌を撒く

波止や釣り公園に到着して、いきなりサビキの仕掛けを投入しても構わないのですが、一先ずアミエビなどのマキ餌を少し撒きます。

こうすることにより、サビキ釣りに適したポイントを速く作ることができる効果があります。

またマキ餌を定期的に撒くことで、魚も活性も高める効果が期待できます。

マキ餌カゴを上下に付ける

大抵マキ餌を詰めるカゴは、サビキ釣り仕掛けの一番下に付ける、あるいはサビキ釣り仕掛けの上に付けることが一般的です。

しかしマキ餌を詰めるカゴをサビキ仕掛けの上下に、つまり2 個のカゴを付けるという、ある意味荒業も釣果向上が期待できます。

こうすることで、マキ餌と疑似餌の同調する確率が上がるわけです。

もちろんサビキ仕掛けの上下どちらかに1 個付けて、マキ餌と疑似餌が同調させることができれば問題ないのですが、上手くできない場合おすすめします。

疑似餌にサシエ

市販のサビキ仕掛けは、釣りバリにピンク色や白色のナイロンが付いていて、これがエビなどの餌に見えるようにできています。

もちろん魚の活性が高く、次々と疑似餌に掛かってくれる場合は、そのままでサビキ釣りを楽しめば問題ありません。

しかし魚の食いが悪い場合は、疑似餌のハリにオキアミやアミサシ(サシエ用のアミエビ)を付けることをおすすめします。

追い食いさせる

市販のサビキ仕掛けには5 から6 本の疑似餌バリが付いていますが、できるだけ多くのハリに掛かって欲しいものです。

サビキ仕掛けを投入して1、2 匹魚が掛かっても、すぐ引き上げず、しばらく更に魚が掛かるのを待ちます。

こうすることで、より多くの魚を釣り上げることができ、釣果の向上につながります。

 

サビキでハマチが釣れた!

サビキ仕掛けで大物を釣った経験は何度もありますが、その内の一つの実体験を具体的に紹介します。

場所は和歌山県北部にある加太の大波止場で、有名な釣りスポットなので、ご存知の方も多いかと思います。

サビキ釣りの仕掛けは、始めからハマチやハネを狙う予定だったので、ハリスが3 号の大物用を使用しました。

まず接岸している小アジを釣り上げ、その小アジをハリから外し、再び疑似餌バリを小アジの背中に引っ掛けます。

こうすることの理由ですが、小アジの口は柔らかいため、途中でハリが外れことを予防するためです。

実際ノマセ釣りでは、小アジなどの背中に釣りバリを引っ掛けることが多く、これを背掛けといったりします。

再び小アジを背掛けしたサビキ釣りの仕掛けを、やや遠投しウキが沈むのを待ちます。

ちなみにこの時は8 号のウキを使用しました。

そして突然ウキが勢いよく水中にズボッと沈み、急いで竿を立て慎重にリールを巻き上げ、無事にタモ網に取り込みが成功しました。

嬉しい43センチのハマチです。

 

まとめ

波止や釣り公園などで、小さなお子様や初心者も気軽に楽しめるサビキ釣りですが、釣果も期待できます。

たっぷりとサビキ釣りを楽しんで、しかも家に帰って釣れた魚を夕食にいただくことは至福の時間です。

しかもその気になれば大物も狙うことができる。

そのようなサビキ釣りの魅力を、今回は紹介させていただきました。

 

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