ズボ釣りにおすすめ!人気の釣り竿7選!

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ズボ釣りは関西圏でよく耳にする人気の釣法です。

この釣りは複数本の竿を用意して、その竿を並べて竿出しする点が特徴で、堤防や港湾で基本的に行われています。

またマキエをして魚を引き寄せて釣るという特徴があり、狙える魚種も様々で初心者、ベテランの方共々楽しめる釣りと言えるでしょう。

今回はこのズボ釣りについてお話をし、おすすめできるズボ釣りに適した竿の紹介をさせていただきたいと思います。

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ズボ釣りに使用する竿の特徴

ズボ釣りに使用する竿は、大体1.6m~1.8m程度の比較的短めの竿が適しています。

もちろん長い竿が使用できない訳ではありませんが、使いやすさからすれば短めの竿をおすすめします。

ズボ釣りの特徴

複数の竿を使用

ズボ釣りでは竿を複数使用し、様々なタナを探るという特徴がまず挙げられます。

効率的にタナを探る

ズボ釣りでは、使用する各竿ごとに違ったタナを狙います。

こうすることで、どのタナで魚が良く釣れるのかが効率よく探ることが可能になると言えるでしょう。

様々なエサを試す

ズボ釣りでは釣り針に付ける、いわゆるサシエを数種使用することがしばしばあります。

サシエ1種類だけの釣りより、複数のサシエを使用することで、釣り当日のアタリのサシエは何かが判明しやすくなると言えるでしょう。

マキエで魚を寄せる

ズボ釣りでは、フカセ釣りなどと同様にマキエを行います。

多くの場合はアミエビやオキアミ、あるいは集魚剤を混ぜたものを使用しますが、イワシミンチなどを使用する場合もあります。

置き竿

ズボ釣りは複数本の竿を使用するため、竿は置き竿のスタイルになります。

ズボ釣りに適した竿

長さ

大体1.5m~2m程度の長さの竿が最も使いやすいと言えます。

これはズボ釣りのポイントが沖目ではなく、足元あたりを狙うため短めの竿が使いやすい訳ですね。

調子

ズボ釣りでは思わぬ大物が釣れることがあります。

そのため大物が掛かっても安心できる腰の強いパワーのある胴調子程度の竿を選びます。

また冬場などの魚の低活性時期では、あたりが小さくなる傾向にあり、この場合は先調子の竿がおすすめです。

感度

ズボ釣りではウキを使用しないスタイルのため、アタリが分かりやすい視認度に優れた竿選びが重要です。

ズボ釣りで狙える魚種

ズボ釣りは堤防などの足元あたりから壁際を狙いますが、チヌやハネ(スズキの幼魚)はもちろんのこと場所によっては真鯛なども釣れたりします。

実際の経験としては和歌山県串本町の波止で50cmオーバーの真鯛、和歌山県田辺町での50cmオーバーのコショウ鯛、大阪府堺市の波止での40cmオーバーのオオモンハタなど枚挙にいとまがありません。

とにかくズボ釣りは、多種多様な魚種が狙える魅力的な釣りと言えます。

初心者も楽しめるズボ釣り

ズボ釣りは複数本の竿を使用し、置き竿のスタイルをとるため、釣り場が自然と足場の良い波止などになります。

そのため初心者の方でも気軽にズボ釣りを楽しめ、しかも大物が釣れる可能性も高いという良いことずくめの釣りと言えるでしょう。

ズボ釣りのエサ

ズボ釣りのエサで最もポピュラーなものはシラサエビで、シラサエビ使用ではチヌ、ハネ(スズキの幼魚)が良く釣れます。

この他オキアミ、アオイソメ、マムシや市販の練りエサなどを使用することも多いですね。

また夏場などのエサ取りが多い時期はフナムシなどもおすすめです。

ちなみにブラックタイガーはイシダイが好むと一部で言われていますが、確かに30cmほどのサンバソウ(イシダイの幼魚)がブラックタイガー使用時に釣れたことがあります。

その他イカの塩辛は根魚に効果的との説もあるようです。

ズボ釣りの釣果を上げるコツ

エサの用意

同じ釣り場で同じ魚種を狙っても、日により効果的なエサは変化することがあり、そのため数種類のエサを用意して、その日の当たりエサを見つけることは重要な要素となります。

ポイント選び

ズボ釣りの釣り場は基本的には垂直護岸や波止を選びます。

波止の端や、本流筋に流れ込んでいる支流筋などは魚の回遊ルートの可能性が高く、狙うべきポイントとなります。

またケーソンや障害物が沈んでいる場所も、魚が集まりやすい場所と言えるでしょう。

セッティング

複数の竿で、それぞれ異なったタナを探り、その日のポイントとなるタナを見つけることが挙げられます。

またマメなサシエの交換や、マキエのタイミングを色々変えて、アタリの様子を伺うことも重要ポイントです。

マキエ

マキエは必須事項であり、マキエのポイントを探すことは直接釣果に結びつきます。

マキエを行い、そのマキエが溜まる場所に魚は集まるということを念頭に置いておくことが大事なポイントです。

おすすめのズボ釣り竿7選

ダイワ飛竜イカダ180P

グラスソリッドティップを採用することで、食い込みが良く大型の魚が掛かってもタメが効き、安心して取り込みが期待できます。

シマノアドバンスイカダ170

感度が優れたグラスソリッドが搭載され、視認性が優れているため小さいアタリもキャッチすることが可能な竿です。


OGK波止さぐり270

竿の長さは270cmと長めとなりますが、この長さが大物も釣り上げやすく、200cmを越えるものの、ズボ釣りにおすすめする竿になります。

プロマリンPGイカダEX165

おすすめするズボ釣り用の竿の中でもリーズナブルな竿となります。

しかし60cmを超えるボラでも釣り上げることが可能な、頼もしいクオリティを持つ竿です。


シーマスダックEXソリッド船180

本来船釣りの用途として開発された竿ですが、その分しっかりした作りは青物が掛かっても心強く、おすすめします。

宇崎日新プロステージ攻堤ヘチ

とても扱いやすい竿にもかかわらず、大物のチヌが掛かっても安心して取り込みができます。

ズボ釣りでチヌをメインにやりたい方には特におすすめいたします。

ダイワBJイカダEXメタルチューン147

完成度から言えば最高級品の一つと言えます。

著しく軽量で感度は鋭く、しかも十分なパワーがある正に優等生と称賛すべき竿を言って過言ではありません。

まとめ

関西で盛んなズボ釣りですが、ズボ釣りに適した釣り場は全国各地に存在します。

ズボ釣りは基本水深のある波止などでは、十分釣果が期待できます。

潮通しは良くても、そうではなくても期待が持てることができると言えるでしょう。

気軽に大物も釣れる可能性が高いズボ釣りを、是非お楽しみ下さい。

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