釣った魚やイカなどを「美味しい」と感じるかどうかは、実は釣り場での処理にかかっています。せっかく釣れた魚も、締め方を間違えると血が回り、臭みや身割れの原因になってしまいます。「クーラーに入れておけば大丈夫」と思っていませんか?実はそれだけでは不十分なのです。
そこで重要になるのが、魚締め専用の道具です。フィッシュピックや神経締めワイヤーを使えば、初心者でも短時間で適切な処理ができ、魚本来の旨みをしっかりキープできます。最近ではAmazonでも高品質な魚締め道具が手軽に購入できるようになりました。
本記事では、初心者でも使いやすく、釣果を“味”に変えることができる魚締め道具おすすめランキングを紹介します。次回の釣行から、ワンランク上の美味しさを目指してみませんか?

第1章:なぜ魚締め道具が必要なのか?味の差はここで決まる
釣った魚の味は、「締め方」で大きく変わります。
これは料理の腕前以前の問題です。どれだけ上手に刺身を引いても、締め方が悪ければ魚本来の旨みは失われてしまいます。
魚は釣り上げられた瞬間から強いストレスを受けます。そのまま放置すると暴れ続け、体内に乳酸が溜まり、血が身に回ります。これが臭みや身の劣化の原因になります。特に夏場は劣化が早く、「なんとなく生臭い」「食感が悪い」と感じる原因の多くはここにあります。

■ ナイフだけでは不十分な理由
「脳をナイフで刺せばいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。確かに脳締めは重要ですが、ナイフだけでは正確に脳を突けないことも多く、魚が完全に動きを止めないケースもあります。
さらに、ワンランク上を目指すなら「神経締め」が重要です。神経を抜くことで魚の硬直をコントロールし、鮮度をより長く保つことができます。これはナイフだけでは難しく、専用のフィッシュピックや神経締めワイヤーがあることで、初めて安定して行える処理なのです。
■ 専用道具を使うメリット
魚締め専用道具を使う最大のメリットは、
✔ 短時間で確実に締められる
✔ 魚が暴れにくい
✔ 血抜き・神経締めがスムーズ
✔ 結果として味が格段に良くなる
という点です。
特に初心者ほど、専用道具の恩恵を感じやすい傾向があります。なぜなら「迷いなく、確実に処理できる」からです。締め方が安定すれば、釣った魚を毎回同じクオリティで持ち帰れるようになります。
■ 実際に違いはあるのか?
実際に専用のフィッシュピックで脳締めし、神経締めワイヤーで処理した魚と、何もせずにクーラーへ入れた魚を比べると、身の透明感や弾力に明らかな差が出ます。刺身にしたときの食感、甘み、ドリップ量まで変わります。
「釣る技術」も大切ですが、美味しく食べる技術も同じくらい重要です。そしてその第一歩が、正しい魚締め道具を持つことなのです。
第2章:魚締め道具の選び方|初心者向けと本格派の違い
魚締め道具といっても、実は種類がいくつかあります。
「どれを買えばいいのか分からない」というのが、多くの釣り人の本音ではないでしょうか。
ここでは、用途別に分かりやすく解説します。
① フィッシュピック(脳締め用)
最も基本となるのがフィッシュピックです。
魚の脳を的確に突くための専用ツールで、魚を素早く絶命させる役割があります。

✔ こんな人におすすめ
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初めて魚締め道具を買う人
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アジ・根魚・シーバスなど堤防中心の釣り
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まずは基本の処理を安定させたい人
✔ 選び方のポイント
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ステンレス製(錆びにくい)
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グリップが握りやすい
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ピックの長さがターゲット魚に合っている
初心者はまず「フィッシュピック1本」から始めるのが最もおすすめです。
② 神経締めワイヤー(鮮度重視派向け)
一段階上を目指すなら神経締めワイヤーです。
脊髄にワイヤーを通し、硬直をコントロールすることで鮮度をより長く保てます。

✔ こんな人におすすめ
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刺身で食べることが多い
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青物・真鯛など高級魚を狙う
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魚の味に徹底的にこだわりたい
✔ 選び方のポイント
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ワイヤーの太さ(魚種に合わせる)
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収納ケース付き
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錆びにくい素材
初心者でも慣れれば難しくありませんが、まずは脳締めを安定させてから導入するのがおすすめです。
③ 締めナイフ(補助用)
締めナイフは血抜きやエラ切りに使います。
万能ナイフではなく、釣り専用モデルの方が安全で扱いやすいです。

✔ こんな人におすすめ
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すでにナイフを持っていない人
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血抜きをしっかりやりたい人
④ セット商品(迷いたくない人向け)
最近は「フィッシュピック+ワイヤー+ナイフ」などのセット商品も増えています。
✔ こんな人におすすめ
-
道具選びで迷いたくない
-
最初から一式揃えたい
-
失敗したくない初心者
セットの最大のメリットは「相性を考えなくていい」ことです。
最初の一歩をスムーズに踏み出せます。
🔎 結論:初心者はこう選ぶ
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まずはフィッシュピック
-
慣れたら神経締めワイヤー
-
血抜き用に締めナイフ
この順番が失敗しません。
魚の味を左右するのは「締めるかどうか」ではなく、
正しく締められるかどうかです。
第3章:ネットで買える魚締め道具おすすめランキング
ここでは、ネットで購入できる実在ブランドの魚締め道具を厳選し、用途別にランキング形式で紹介します。
初心者でも失敗しにくいモデルを中心に選定しています。
🥇第1位:迷ったらこれ一択
ダイワ(DAIWA)フィッシュピック 85
魚締め道具の定番モデル。
初心者からベテランまで幅広く支持されている安心の一本です。
✔ 特徴
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ステンレス製で錆びに強い
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コンパクト設計で持ち運びやすい
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グリップが握りやすい
✔ メリット
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初心者でも扱いやすい
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小〜中型魚に最適
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価格と品質のバランスが良い
✔ デメリット
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大型青物にはやや短め
✔ こんな人におすすめ
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初めて魚締め道具を購入する人
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堤防釣り中心のアングラー
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まず失敗したくない人
👉 「最初の1本」として間違いないモデルです。
🥈第2位:大型魚対応の本格派
ベルモント(Belmont)FISH PICK 一撃
青物や真鯛など、やや大型魚も狙うならこちら。
✔ 特徴
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やや長めのピック
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握りやすいT字グリップ
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高い耐久性
✔ メリット
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力が入りやすい設計
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大型魚にも対応可能
✔ デメリット
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価格はやや高め
✔ こんな人におすすめ
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青物・真鯛狙いの人
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神経締めも視野に入れている人
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味にとことんこだわる人
👉 本格的に「締め」を極めたい人向け。
🥉第3位:神経締めもできる万能モデル
タカ産業 MINI 神経締め&エアー抜き T-172
脳締めに加えて、神経締めやエア抜きもできるコンパクトモデル。
✔ 特徴
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神経締め対応
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コンパクト設計
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軽量で携帯性が高い
✔ メリット
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コスパが良い
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小型魚に最適
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持ち運びやすい
✔ デメリット
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大型魚には不向き
✔ こんな人におすすめ
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アジ・根魚中心の釣り
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価格を抑えたい人
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神経締めに挑戦したい初心者
👉 ライトユーザーにちょうど良い1本です。
🏅第4位:コスパ重視のフィッシュピック
Goods Land フィッシュピック
価格を抑えつつ、必要十分な性能を備えたモデル。
✔ 特徴
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シンプル設計
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軽量
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手頃な価格
✔ メリット
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安く揃えたい人向け
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サブ用にも使える
✔ デメリット
-
高級感や耐久性は価格相応
👉 「とりあえず1本欲しい」人向け。
🔎 ランキングまとめ
| 順位 | 商品 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| 1位 | ダイワ フィッシュピック85 | 初心者・迷ったらこれ |
| 2位 | ベルモント 一撃 | 大型魚・本格派 |
| 3位 | タカ産業 T-172 | 神経締め挑戦派 |
| 4位 | Goods Land | コスパ重視 |
🎣 結論
初心者ならまずはダイワのフィッシュピック。
味にこだわるならベルモントや神経締め対応モデル。
魚締め道具は高額ではありません。
しかし、味の差は驚くほど大きいです。
「釣りの腕」だけでなく、
「持ち帰り方の腕」も磨いてみませんか?
第4章:初心者でもできる魚の締め方|簡単3ステップ
魚締めは難しそうに感じますが、基本を押さえれば初心者でも安全に行えます。
大切なのは「素早く・確実に・落ち着いて」処理することです。
■ STEP1:まずは脳締め(フィッシュピック使用)
魚が暴れている状態のまま放置すると、ストレスで身質が悪化します。
まずはフィッシュピックを使い、魚の脳を正確に突きます。
やり方の基本
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魚を安定した場所に置く
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目と目の間、やや上部を狙う
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一気に突き刺す
正しく入ると魚の動きが止まります。
これが「脳締め」です。

■ STEP2:血抜き処理
次にエラの付け根を切る、または尾の付け根を切り、血を抜きます。
海水を使って血を流すと効果的です。
ポイント
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できるだけ早く行う
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クーラーに入れる前に済ませる
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暑い時期は特に重要
血抜きをしないと、身に血が回り臭みの原因になります。

■ STEP3:神経締め(できれば)
ワンランク上を目指すなら神経締めです。
脊髄にワイヤーを通すことで、硬直をコントロールし鮮度を保ちます。

初心者へのアドバイス
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最初は無理に行わなくてもOK
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慣れてから挑戦すれば十分
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小型魚では必須ではない
⚠ 安全に行うための注意点
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手袋を着用する
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足場の安定した場所で行う
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ナイフやピックの向きに注意
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無理な姿勢で作業しない
焦ると危険です。
落ち着いて作業することが何より大切です。
■ よくある失敗
❌ クーラーにそのまま入れる
❌ 脳締めが不十分
❌ 血抜きを省略する
❌ 道具を忘れる
釣果を味に変えるには、「釣った直後」が勝負です。
🎣 結論
魚締めは難しい技術ではありません。
正しい道具と基本手順があれば、誰でもできます。
そしてその違いは、刺身を食べた瞬間に分かります。
まとめ
釣った魚を本当に美味しく食べられるかどうかは、釣り場での処理にかかっています。どれだけ腕を磨いても、締め方が適切でなければ魚本来の旨みは引き出せません。逆に言えば、正しい魚締め道具を使うだけで、味は確実に変わります。
今回ご紹介したフィッシュピックや神経締めワイヤーは、どれもAmazonで手軽に購入でき、初心者でも扱いやすいモデルばかりです。まずは基本となるフィッシュピックから始め、慣れてきたら神経締めに挑戦する。そんなステップで十分です。
魚締め道具は決して高額なものではありません。しかし、その効果は想像以上です。刺身にしたときの透明感、歯ごたえ、甘みの違いは、一度体験すると戻れなくなるほど。
「釣る楽しさ」に加えて、「食べる楽しさ」まで最大化する。
次の釣行から、ぜひ専用の魚締め道具を取り入れてみてください。あなたの釣果が、さらに価値ある一匹へと変わるはずです。

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